分かち書き

点字は発音に従って表す文字です。
その為に、一定のルールにしたがって空白を入れます。これをマスあけと呼びます
10項目の基本ルールを説明します。

1.助詞、助動詞は前の語に続けて書きます
  助詞とは、は、が、の、に、をです。助動詞は、です、ます

2.2つ以上に短い言葉が結び付いて、ひとつの言葉になる場合
  例えば、つきあかり、なみしぶき、なつまつり、のような言葉です。

3.2つ以上のことばが結び付いて、一つの動作や状態を表す場合
  例えば、はしるとはじめるで、はしりはじめる
  おくるとかえすで、おくりかえす
  つかうとやすいで、つかいやすい


  少々ながくなっても、続けてかきます

4.二つ以上のことばが結び付いて一つの名詞になっている場合はマスをあけます
  例えば
  まつたけ ごはん、ひなん くんれん、しみん うんどー
  のような場合、まえの単語と後ろの単語の間はマスをあけます

5.国名、地名、組織名はマスを開けます
  にっぽん てんじ としょかん、とうきょう どーむ、あめりか がっしゅーこく

6.住所はとどうふけん、市区町村ごとにくぎります

7.苗字と名前の間はマスを開けます

8.する、して、させる、される は前にマスを開けます。
  うんどう する、べんきょう する

  判断基準は、マスの部分に「を」いれて、意味が成り立つことです。

9.ございます、いたします、ください、もうしあげる、の前はマスを開けます

10.この、その、あの、どの、こう、そー、どう、ある、わが、のあとにはマスを開けます。
  例えば、この まち、あの やま、そう いう、