点字は視覚に障害を持つ人がつかうことができる唯一の言語です
点字は6個の小さな点の組み合わせにより文字を表現します
点字は指で触れることによりその文字を認識します 。 これを触読と呼びます。
下図に示す様に6点の塊をマスと呼びます。6個の点を1から6の数字で表現します。
マスとマスの間がマス間 3,6の点と下の行の1,4の点の間を行間と呼びます
各寸法は決められています。
1と4の間が2mm、1と2または2と3の間が2.25mm、マス間が3.2mm、行間が6.75mmで
外国の規格より少し小さくなっています。
点字用紙は、B5に綴じ代がついた258mm×191mmが一般的で
寸長と呼ぶ270mm×191mmもあります。
厚みは、点がつぶれないように一般のコピー紙より少し厚目の110kgが使われます。
※紙の厚みは原紙1000枚分の重量で表します。
点字は左から右へ読んでいきます。機械で印字する場合は裏側から打刻します。
簡単のい文書であれば手で書くことも可能です。その場合は右から左へ、さらに点の配置は逆になります。
下の写真が簡易な点字器で、開くようになっており、紙を挟んで写真下の点筆で点字を売っていきます