内部構造

下図が代表的な都市近郊を走行しているノンステップバスの内部構造です。

この車両は後部から乗車、前部から降車します。乗車口から降車口間は段差がありません。天井の高さは床から2.4mで頭が当たることはありません。後部の座席への移動には2段ステップをあがります。要所に縦手すりが配置されており歩行を補助します。手すりはロービジョンの人でも見やすように黄赤色に統一されています。

 

乗車口の左奥が車いすスペースです。シートははね上げ式になっており、車いすの固定具も装備されています。車いすスペースは乗降口より3m以内に設置されています。通常は2台の車いすのスペースが確保されています。ベビーカーを利用する方もこちらを利用します。前方左側が優先席です。

後部への段差は1段が20cm以下です。段差部の端部は周囲の床と明確に識別できるようになっています。


バスの内部構造バスのシートレイアウト